標準設定で可能なキーに加え、あらゆるキー（Usage ID = 0〜231）を設定することができます。モディファイア（CtrlやShiftなど）としては、標準的な左側のものに加え、右側も設定できます。

標準設定で可能なクリックに加え、複数ボタンの同時クリック、右ボタンや中央ボタンのダブルクリックも設定できます。ダブルクリックについては、ボタンを押す時間やクリックの間でボタンを離す時間も設定できます。

ペダルを踏むと、マウスポインタ（画面上の矢印）が移動します。移動方向は、上下左右に斜めを加えた計8方向から選ぶことができます。移動の速度を設定することもできます。また、ペダルを踏み続けると速度が次第に速くなるよう、加速度を設定することもできます。移動の回数（時間や長さ）については、ペダルを踏んでいる間ずっと移動させることもできますし、信号出力を設定した回数で終えることもできます。

マウスのホイールを回したときの信号です。回転方向は前と後ろから選ぶことができます。信号出力の回数については、ペダルを踏んでいる間ずっと出力することもできますし、設定した回数で終えることもできます。回転の速度、加速度も設定できます。詳細は上記「マウスポインタの移動」と同様です。

CtrlやShiftなどのモディファイアを押しながらクリックしたときの信号です。多くのアプリでは、Ctrl+左クリックで複数アイテムを選択できます。モディファイアとしては右側のものも設定でき、右ボタンや中央ボタンのダブルクリックも設定できます。ダブルクリックについては、ボタンを押す時間やクリックの間でボタンを離す時間も設定できます。

キー信号を連続して出力します。１秒間に約500個の出力まで可能です。モディファイアを付加することもできます。出力数については、ペダルを踏んでいる間ずっと出力することもできますし、設定した回数で終えることもできます。出力の頻度、加速度も設定できます。詳細は上記「マウスポインタの移動」と同様です。

クリック信号を連続して出力します。１秒間に約500個の出力まで可能です。出力の回数については、ペダルを踏んでいる間ずっと出力することもできますし、設定した回数で終えることもできます。出力の頻度、加速度も設定できます。詳細は上記「マウスポインタの移動」と同様です。

変化時というのは、ペダルを離している状態から踏んだ状態に変化した時、及び、ペダルを踏んだ状態から離した状態に変化した時を意味します。これらの時の一方または両方の時に、キーやマウスクリックの信号を出力できます。モディファイアを付加することもできます。Windowsで 半角/全角 キーを設定すれば、ペダルを踏んでいるときだけ半角入力にすることができます。

USBでは６個のキーを同時に出力することができます。キーボードで、例えばAからFのキーを同時に押せば、対応する６個の信号が１回の出力でパソコンに送られるのです。 「複数（同時）出力」では、６個までの信号を含む出力を、10個まで続けて送ることができます。AとBの同時押しの信号を出力した後、CとDの同時押しの信号を出力する、といったことが可能です。出力を送る時間と、出力の間の時間を設定することができます。10個までの出力を指定回数だけ繰り返して送ることもできます。キー信号にモディファイアを付加することや、マウスクリックの信号を選ぶこともできます。